10年後の生活

吉岡です。こんにちは。

 

ここのところ良いお天気が続く柳井です。風がすごかったり、真夏のような陽が差したりと波瀾要素もありますが、薫風の陽気が心地よい日々です。

さて、子どもも修学旅行でいないため、事務局Tと司法浪人時代や派遣社員時代に戻ったような二日間を過ごしています。

あの頃は二人でレストランに入れば周りが静かでも大騒ぎしていましたが、今は二人の周りだけコロナ2類相当のような黙食。

あと数年経てば子どもも巣立ってこういう日々を送ることになるのかとそれぞれひとり思っているのかさらにしめやかに。

朝に事務局Tの白髪染めスプレーを借りて若返った気分でお昼にセブンイレブンでご飯を買うとレジで迷うことなく「50男性」ボタンを押下され凹んだ後なのでこういう黙食もいいものです。

 

夕ご飯は柳井のインドカレー、メルバニさん。サグマトンの濃さが好きです。ナンの種類も多くて楽しいんです。量が多いのでナンが余ったらお持ち帰りにも応じていただけます。

壁にはヒンドゥー教の神々。右はインドラ神の化身、弓の達人アルジュナ。神弓ガーンディーヴァを携えています。中央にはクリシュナ(店員さんの発音がとてもカッコ良かったので来店されて聞かれてみてください)額に刻まているUはヴィシュヌ神を現しています。 天蓋の奥に神猿ハヌマーン。久しぶりに女神転生やりたくなった人挙手。

神々がどこに向かっているシーンなのでしょうか。後で調べてみましたら、マハーバーラタ第六巻バガヴァッドギーターに記されている名シーン、親族と戦わなければいけない極限状態のアルジュナの前に、馬車の御者に扮した神クリシュナが現れるシーンのようです。クリシュナが説く世界の真理によって、アルジュナは苦難に打ち勝ち、自由・解放への道を歩みます。世界史で少し触れた覚えのあるマハーバーラタですが、学ぶべきことが多く記されている叙事詩ですね。


(一番左に写っているのは神ではありません。鬼、いや30年後の仏さまです。)