吉岡です。こんにちは。
縁あって新潟県は新発田市に伺いました。大学同期や元銀座のホステスなど活発な人材の出身地ですので,心が躍ります。
まずは,新発田といえばこの方。堀部安兵衛武庸。大学同期とよく飲み遊んだ高田馬場の決闘の人。今は四十七士の墓所泉岳寺に眠っておられることは以前記しました。

江戸を向いておられます。前も書いた通り,彼の享年を越えてなお生を貪る日々を送る当職でありますが,毎日,生きていることの喜びを感じております。

平城の新発田城。
さて,いよいよ新発田支部にむかいます。新発田城から歩いていますと……

なんとっ!こっこれは立派な!当職ら憧れの地,最高裁判所を彷彿とさせるお姿

の新発田市市民文化会館。紛らわしいと思う人はいないと思いますが,心躍りました。
真打はこちら。戦車道ならぬ支部道があれば,黒森峰級,いまだ木鶏たりえずと王者の佇まい。


敷地内に「布団掛けの松」があるとのこと,享保時代の大火の際に,布団に水をかけて守った松だそうです。エピソードなら,岩国の槍倒し(こかし)の松もいいお話ですよ。
犬の散歩をするなとわざわざ看板立てるほどの散歩愛に満ちた街なのでしょうか。初めて見ました。犬の散歩もダメですけど,敷地内での撮影も裁判所規程によりできませんのでお気を付けください。
支部目の前の法律事務所では日曜日朝8時なのに先生が既に執務中のご様子。裁判所の方々や法律に関係する職業のみんなが支部のある皆さんの安定した生活を支えるために日々頑張っておられるわけです。同業者としてかくありたいものです。
おまけ 新発田市役所庁舎

商店街に作られたようで街の拠点としては存在感あふれています。新発田市提灯もおもしろいですが,加えて紅白幕とは。新発田市出身者が活発な人間に育つのもなんとなくわかったような気がします(笑)
吉岡です。こんにちは。
とても暑い日や大雨の日が続き,夏だなぁと快哉を叫ぶ日がありませんね。
福島地家裁白河支部へ行ってきました。
白河駅からもすぐ見える白河小峰城跡のすぐそばにある白河支部。

東北新幹線新白河駅も近くアクセスもよいところです。

(城山公園から。画面左端のかすかに見えるエンタシスがWINS新白河。白河支部まで徒歩47分)
最近,健康維持の為にお城めぐりもしておりまして。
町の規模としても柳井市近辺を含めた割合とそうも変わりませんが,地家裁支部として地元のために活躍されている白河支部。なんと拘置支所まで隣にあります。岩国柳井から周南の拘置支所まで行かなければいけないことを考えると充実ぶりがうかがわれます。

(なかなかの開放度。柳井独簡も柳井支部に返り咲き目指して,前の道を広くすれば。なお,裁判所敷地内での写真撮影はできません。)
明治初期のこともあり,山口県からの来訪であることはどなたに伝えるでもなく。福島県は全体的に不思議な落ち着きのある空気感。あと,福島市の競馬愛は小倉や新潟では感じられない熱いものがあるんです。本紙担当競馬記者やJRA実況担当アナウンサーの方々とご一緒した円盤餃子のお店でも改めて感じました。

(こちらが福島地家裁本庁。福島駅から徒歩25分,福島競馬場から徒歩10分)

御城印二つ。白川小峰城のお印ともう一つは二本松市の二本松城。丹羽直違紋がかっこいいですね。土日の福島開催,同市ご出身の田辺裕信騎手が大活躍でした。
おまけ。東北新幹線40周年記念。200系@福島駅。僥倖。
吉岡です。こんにちは。
当職も先日夏休みをいただきました。
柳井で使っていた自動車を府中事務所の社用にするため,おそらく一生に一度の柳井事務所→府中事務所自動車の旅を敢行。途中で約3年半ぶりの裁判所巡りです。

長野地方・家庭裁判所飯田支部 飯田簡裁の庁舎は,山口県内では見たこともないほど長く続くなだらかな坂を登りきったところにあります(写真は下り)。筒井康隆氏の並行世界だかを想像する広大な世界に延々と伸びる坂。そこを登ったところにある裁判所ですから威厳を感じます。

(しかし猛暑のためまさかの車中見学のみ)
松本泊のため少し急ぎまして。次,元善光寺。

(14mmレンズ,威力発揮)
右下のゴースト(光の像)がなかなかいい味。事務局Tさんの御朱印めぐりも兼ねまして。

子どももお戒壇巡りをお化け屋敷並みに怖がって楽しそうでした(罰当たり)。地下に潜り御本尊様の真下に懸かる「御錠前」に手すりを使って辿り着き触れて出てくるまで本当に真っ暗です。出口に差し込む一すじの光の神々しさには心打たれました。
富士山ナンバー,車両番号もふじさんの観光バスにも会え,お参りのご利益もあり何とか無事に府中事務所へ。ありがたや。

以降,府中事務所から出張相談へ各地に伺うことができますので,どうぞご利用ください。
悪い弁護士いねがぁ

吉岡です。こんにちは。
良い弁護士になるため,遥々未踏の地,秋田まで弁護士倫理を学びに行ってきました。
簡単に申しましたが遠いのなんの。東京までは飛行機で一泊,翌日東京駅から秋田県へ移動。
まずは東京駅,JR東日本系新幹線の競演を観るため出発1時間前からホームへ。やまびこ,つばさ,はやぶさ,こまち四重奏。

実に怪しからん連結。
東京駅から陸路3時間42分。ようやく横手駅に到着。

ホームと垂直に置かれる駅名標。珍しいですね。

横手駅からしばらく歩き,横手川を渡ると高台にあらわれる秋田地裁・家裁横手支部,横手簡裁。

どこの203高地かと。

あのトーチカを乗り越えなくても申立てはできるようですが,交通の便がよいとはいえません。
(なお,裁判所の規程により,裁判所敷地内での写真撮影は認められておりません。)
さて横手焼きそばでも食べに行こうかとしたところ,支部の隣に興味深い建物を発見。

明治時代に建てられた木造洋風住宅で,旧日新館というそうです。今もお住まいとのことですが,一部は一般公開もされておられるとのことで,少しお邪魔させていただきました。

こちらは2階洋間。冬空がよく似合います。
2階にある観望台からはかつて横手市を一望できたとのこと。この観望台,一畳足らずの空間ですがその中にも段差が設けてあり,非常に個性的な空間で,別荘造り(脳内)の大きなヒントをいただきました。桜の季節も映えるでしょうね。
なお,念のため。横手焼きそば。

倫理研修を受けた後は,秋田駅前の居酒屋,秋田長屋酒場 秋田駅前店さんへ。梅若会の皆さんによる秋田船方節,ドンパン節などの秋田民謡の実演があり,眼を閉じて聴いていると寒さの中で凛として生きてゆく秋田人の魂に触れられた気がして涙が溢れてきました。これは素晴らしかった。

素晴らしい演舞にアンコールが沸き起こり秋田大黒舞を披露してくれました。なまはげの実演も堪能。
最後になりますが,倫理研修受講をご快諾いただきました秋田弁護士会の皆さま,本当にありがとうございました。
吉岡です。こんにちは。
いよいよ,本日3月14日,北陸新幹線が開業します。
山口県に住んでいるとあまり実感はありませんが,開業約4か月前にご当地富山~石川にお邪魔した際は,北陸新幹線一色でした。

単管バリケードまでかがやいています。
こちらが金沢地裁・家裁・簡裁。

素晴らしい構え。金箔は貼ってありません(館内は未確認)。どなたか事件ください。

ウホッ,いいフォント

すぐ隣には兼六園。朝一番の散策がおすすめです。
ご当地グルメ 旅の楽しみ,駅そば&回転寿司

@富山駅 ウホっ,いいかまぼこ

@金沢駅 とても新鮮,回らないといくらになるのか怖いクオリティ

(お土産は金箔ゴルフボール,即ち金玉 きんぎょくですよ)
次回は,北海道新幹線開業を祝して函館地家裁へ。
吉岡です。こんにちは。
東京での高次脳機能障害研修の翌日,所用で群馬県へ向かいました。
まずは,前橋地方・家庭裁判所高崎支部 高崎簡裁へ。
奇しくも,この夏わが母校岩国高校と甲子園一回戦で対戦するのはこちら高崎市の健大高崎。け高く清く美しく岩国高校の初戦突破を祈ります(私も野球部OBなら誇らしいのですが,郷土研究部の控え選手でした。)。

ちょうど刑事事件の法廷があったので,雄々しく強くすこやかに傍聴させてもらいました。偶々かもしれませんが,岩国支部と違って傍聴人がかなり多かったです。
高崎支部を後にして,お目当てである群馬県渋川市へ。大学時代からの友人が地元渋川市で独立開業されたのでお祝いを兼ねてお邪魔しに行ってきました。
大学時代から,司法浪人を経て,弁護士になるまでL〇C渋谷校で自主答練をしたり,スカイプでゼミをしたりと,長い間共に頑張ってきました。地元に根付いたフットワークの軽い弁護士として廣瀬先生のご活躍をお祈りしております。
廣瀬法律事務所を出たあとは,廣瀬先生の地元あいさつ回りを兼ねて,渋川市のお隣,吉岡町へ。
高崎市や前橋市の近くということで,吉岡町の人口増加率は群馬県一位だとか。吉岡町はまもなくメガロポリスです。

清流吉岡川。

名湯吉岡温泉。

南魚沼産も跣で逃げ出す,吉岡産コシヒカリ。
道の駅よしおか温泉にて,店員さんらと自衛隊のお話になった(隣の榛東村に陸上自衛隊の相馬原駐屯地があります)ので,「僕は,僕は,海上自衛隊のある山口県岩国市からやってきました吉岡誠です!」と申し上げると大歓迎していただき,ご厚意で法被の試着をさせていただきました。 ぐんまちゃんとともに記念撮影。

(感激!)
道の駅よしおか温泉の皆さん,本当にありがとうございました。(廣瀬先生も名刺交換できたようでなにより。)
渋川といえば伊香保温泉ですが,今回は3時間一本勝負だったので断念。次回の伊香保の湯を楽しみに東京へ戻りました。
廣瀬先生,ご多用のところ,ありがとうございました。更なるご活躍を重ねてお祈りいたします!
吉岡です。こんにちは。
ちょっと前の事ですが,鳥取へ行ってきました。
交通事故の案件に関連して米子までは出向いたことはありましたが,米子以東に足を運ぶのは初めてです。
鳥取市あたりから城崎温泉などが道路案内標識に登場してきますが,鳥取県と兵庫県の距離感が図れず後から見てみると城崎温泉までは直線距離で50㎞程度なんですね。柳井市と防府市くらいの距離なようですが,全くピンときません。
こちらが鳥取地方・家庭裁判所 鳥取簡易裁判所本庁。


(鳥取を取鳥と書き違える都会人がいるとかいないとか)
本庁としては華奢な構えですが,正面の松が見事です。
さて,裁判所のあとは,この時期ちょっとした話題となったあの砂場とすなばへ。

まずは,鳥取砂丘へ。

軽い気持ちで登りはじめましたが,意外と高さと勾配があって中腹で足が止まり,登ろうにも砂が滑って踏ん張れず,下ろうにも子供たちがすいすい登っていく中おじさん一人が降りるわけにもいかず,5分くらい中腹で景色を堪能しているふりをして休憩。その後ぜぃぜぃ言いながらようやく登頂したら女子大生のグループに目でお気の毒な人扱いをされ清々しい爽やかな気分になりました。もう行きません(涙)。
お次はこちらのすなば。
スタバはないけど砂場はあるとの知事の一言からできたといわれるすなば珈琲。

スタバと違っていろんなメニューがありました。店舗は複数あるようです。
うちの事務所も修羅場ならいくらでもありますけど。
最後は,世界屈指のラドン含有量ラジウム温泉,三朝温泉へ寄って一休み。

ラドンに利尿作用があってそれが効いたのか,翌日はPA,SA毎に車を止めてトイレに駆け込んでいました。こちら三朝温泉は再訪希望。
福井でごじゃいます。
蟹食へば紅の仇か白吹雪
今回は福井地方裁判所・家庭裁判所,福井簡易裁判所へ行ってきました。
約60年前に本庁舎が建てられたとのことですが,この堂々たる佇まい。法廷の威信について通達語らざるを得ません。

右よし

左よし

正面よし。後のファミコンウォーズ首都である。
外観も威風堂々たるものながら,玄関を入るとさらに階段が数段あり中央広間に大きなステンドグラス(現在は複製?なお,裁判所の規程により,裁判所敷地内での写真撮影は認められておりません。)を配するなどこれまた見事な造りになっています。前述のように60年の歴史とのことですが,もっと長い時間福井の地にて信頼を積み重ねてきた風格を感じさせられます。
見事な庁舎を鑑賞した後は,事務局Tの誕生日祝い(数年分)を兼ねて芦原温泉へ。
念願の越前がにをいただき,翌日九頭竜川河口にて,「さ霧消ゆる湊江の~」の冬景色を撮る予定でしたが,ホワイトアウト寸前の猛吹雪で三国港や東尋坊の観光は断念。

これも食い物の恨みというのでしょうか。とはいえ福井地裁が雪に覆われずに済んだだけでも感謝です。
吉岡です。こんにちは。
天領日田へやってきました。
佐賀県での研修を終えて,福岡県行橋市方面に移動する途中にちょっと立ち寄ってみたのですが,水郷のまちらしい開放感のある景色が楽しめました。

夜はまた違った景色が楽しめそうです。
さて,日田支部。

市役所,警察署,税務署,労基署が集中する中心部に日田支部も位置しています。
柳井簡裁と同じくらいの古さ。そろそろ建て替えですかね。刑事事件を傍聴しようと思ったのですが,丁度弁論が終わったところだったので引き返してお昼ごはんスポットを探しに。
日田といえば,ご当地グルメ日田やきそば。探す間もなく日田支部の目の前の天龍さんへ。

もやし炒めの焼きそば入りみたいになってますが,私はこれが大好きです。かなり強めに炒めて硬めに仕上げてあるのが特徴でしょうか。徒歩1分で日田やきそばとは贅沢な職場です。
次回,吉岡家発祥の地(知らんがな)へ。
吉岡です。こんにちは。
今回は岡山県新見市所在の新見支部に。
人口約3万2千人,山に囲まれた静かな街で,この日も曇り空の下,深々とした空気に包まれていました。
新見の庁舎も多くの小都市裁判所支部と同じく古くからの街並みが続く細い道路を進むと現れます。



大きな道路(といっても幹線道路ではなくセンターラインのある片道1車線の道路)からも離れ,周りに大きな施設もないためこの上なく閑か。起案や尋問など職務に集中でき,ご当地着任の裁判官殿には意外と受けが良いのではないでしょうか。それに引き換え,我が岩国支部は目の前が岩国中学校。グラウンドから「いーわくーにーやーまのーわーかーみーどーりー いつつーのーはしのーかげーうーつーすー」と校歌練習が響き渡り,特に体育祭前は誰かのかたき討ちかのように鬨の声が裁判官室・書記官室に直送されます(注:私の母校です。)。
新見の話題に戻って,観光名所に鍾乳洞があるようですが,ちょっと距離が離れていたので断念。代わりに出張恒例の独り焼肉を楽しんでまいりました。

(ご当地和牛 千屋牛 漬けダレには漬けないんですね。まさか漬け忘れ?)
素朴ながら閑かに構える良い庁舎を拝見しました。
次回,天領へ。