読経靴磨き

2021.03.31 |

吉岡です。こんにちは。

 

当職,事務所に来るのはおよそ朝6時ころです。

リハビリのため体を動かすことを行っても,全員揃う始業まで3時間あるので,靴磨きなどをすることもあります(仕事もしています)。

左手の小指と環指の動きが悪くなっているため,意識的にこの2指を使うようにしないといけません。

タッチタイピングをするときも,WやAのタイピングに苦労し,和解とか(笑)とか浦河という単語を打つときにかなり時間がかかってしまいます。

 

靴磨きのことを。

汚れを落としたり,保湿したりした後は,つま先やかかとをワックスで磨くときれいに見えます。

しかし,これ割と技術も必要で,思ったよりピカピカにならないんです。

単純に,磨く時間を20分程度とって根性で磨く必要があるわけですが,自分に悪運はビックリするくらいあっても根性は全く無いことは良くわかっているので,いかようにすべきかと。

 

靴磨きのコツを記したサイトにはほぼ根性で磨けと書いてあるのですが(笑),あるサイトに文字を書くような角度で磨く感じということが書いてありました。

あっ,これだと。般若心経を布で靴に書いていけばいいじゃないかと。20分くらいすぐ経つじゃないかと。

とりあえずやってみよう。右が下処理した段階,左はワックスを塗った直後です。

さぁ,般若心経を書くイメージで磨くよ!小指と環指がんばれ!

 

……

……YouTube見ながら音読するだけでいいや(根性無しフィールド全開)

と3分程度の動画でお坊さんと一緒に般若心経を唱えながら磨きます。左右2回ずつ(全く足りないけど)

羯諦羯諦波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶まで心を空けて一心に磨くと体や心まで綺麗になります。根性に自信のない方,割とおすすめです。

願わくは花の下にて

2021.03.29 |

吉岡です。こんにちは。

 

久しぶりに岩国の実家へ。気温も程よいので一分歩いて錦帯橋へ。

桜も咲いて夜桜観光のお客さんたちで夜の錦帯橋,ずいぶん活気づいて居りました。

コロナ対策的には稍不安の残る光景ではありますが,もう気持ちを押さえつけるのも限界にきているのでしょう。

 

慌てて実家に戻ってふと仏壇を見るとこの写真。

実家を建て替えたときに出てきた写真を飾ったとのこと。

第2次世界大戦開戦直前の1938年ころの写真です。祖母に曾祖父と曾祖母。曾祖父曾祖母は当職この歳になって初めてお目にかかりました。

この約12年後にキジア台風により写真の錦帯橋は流出してしまいますが,このころからわが先祖も記念写真を撮るように錦帯橋は地元の人に愛され続け,特に花見のこの時期には橋の下での人々の喜び溢れる宴を連綿と見守り続けているのでしょう。

娘と当職夫妻,恐らく娘が写真の祖母と同じ年齢の12年後に同じ構図で写真を撮ることを楽しみに。和服用意しないといけません。

 

ちなみに,1938年には東京競馬場にて第7回東京優駿(日本ダービー)が開催,優勝馬はスゲヌマ号でした。

12年後の2033年第100回東京優駿,優勝馬はショゴウキ号の予定です(笑)。

撃壌之歌

2021.03.21 |

吉岡です。こんにちは。

 

リハビリを兼ねた運動をしないといけないのですが,なかなか思うようにいかない毎日で,ようやく5時間程度の散歩ができました。

宣言解除してGWの行楽時期果たして大丈夫なのかという不安もありますが,行交う人々の表情は一昨年以来の懐かしい春の面持ちでした。

 

いい時間運動してさすがに疲れまして,少し横になろうとしたのが18時30分。目覚めたのが今日日曜日7時。

ああ何て素敵な休日でしょう。

退院以来,無茶な飲食を零にして88キロあった体重も75キロ。

夜間頻尿もなくなり,日曜日の今朝まで12時間30分寝通し。

12時間30分の間,自分は何処に行っているのでしょう。

 

日出而作 日入而息 鑿井而飲 耕田而食 帝力何有於我哉(撃壌歌)

お日様が昇ったら仕事して,沈んだら休む。

街の様子を見に行った王が老人の歌を聞いて治世がうまくいっていると感じたのか,市井の詩がそのまま詠み人知らずにのこるほど平和であったのか,眠るように全うした人々の安息に落ち着きを感じます。

何の心配もいらぬ。私たちはいつでも安心して人生の幕を引けば良い。 継国縁壱氏のお言葉(鬼滅の刃)。後生可畏。

 

さて,少し寝すぎたので,今日は仕事です。お日様昇っていますから。

朝桜 みどり児に言ふ さやうなら

2021.03.12 |

吉岡です。こんにちは。

 

この時期になると,あと何回桜が咲くのを見れるのかと毎年想いが至ります。

危うく見られなくなるところでしたが(笑),なんとか今年も満開の桜を見ることができそうです。

 

大きなつらいことがありました。森羅万象や諸行無常ということばで心を落ち着かせることができるならばやはりそれはありがたいことです。

ですが,自分が何か因果の渦の中でできることはないか,辛い別れも多々ある中で自分がまた生かせてもらったことから,自分がやれることはないかは今年の満開の桜の下で沈思黙考してみます。

 

とか言って桜花賞の予想をする罰当たり。お花はいつも綺麗です。

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