自研センター研修弁護士コース

2014.01.27 |

吉岡です。こんにちは。

 

先々週の木曜日と金曜日に,千葉県市川市にある(株)自研センターさんの研修に参加してきました。

(朝8時30分集合 当然前乗りで前日は判例検討会。)

私は一度落選して二度目の応募での参加でしたが,4回目の応募でようやく当選したという方も数名おられ,この研修の人気のほどがうかがわれます。

自動車の車体構造から始まり,目玉の衝突実験,損壊部分の修理実演,塗装実演など盛りだくさんの二日間,ちょっと変わったところでは被験車体(BMW3シリーズ!)に10円玉や石ころで傷をつける体験なども。

お怪我に関してはご依頼者ととも医師面談に伺うなどを繰り返していますが,物損に関してはなかなか現場に立ち入ることがないため,この研修は大変収穫の多いものでした。特に,修理や塗装等の実演は,一つ一つの作業の意味を作業順序にしたがってとても細かく説明していただき,修理工場の方の職人技やアジャスターの方の苦労が身に染みて理解できました。

お宝本ゲット!

自研センターの皆さまには大変お世話になりました!

上肢三大関節(肩,肘,手),下肢三大関節(股,膝,足)の機能障害と後遺障害等級

2014.01.05 |

吉岡です。こんにちは。

改めまして,本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて,交通交通のご相談で,関節の可動域制限,特に肩,肘,手の上肢三大関節と股,膝,足の下肢三大関節についてよくご相談を承ります。
これら三大関節の可動域測定のルールや後遺障害等級認定の具体例について説明したページを作成しました。よろしければご覧ください。

私は年末年始,柳井・岩国地区を離れることはありませんでした(刑事事件の当番弁護もありますし。)。おかげで岩国の実家すぐそばの錦帯橋を渡ったり錦川の河原で子供と石投げしたりと何も忙しいことのない素晴らしい年末年始を過ごすことができました。

あすから仕事始めの方も多いのではないでしょうか。
今年の年末年始も9連休にできそうですからそれを楽しみに今年一年頑張りましょう!

当事務所の交通事故案件実績を更新しました。

2013.12.26 |

当事務所の交通事故案件実績を更新しました。(こちらをクリックしてご覧ください。)

14級9号の神経症状の事案について,相手方任意保険の約161万円(既払い額を除く。)の提示に対して,紛争処理センターでのあっせんにより325万円(既払い額を除く。)を獲得しました。

14級9号の神経症状とはいえむち打ちとは異なる症状もあり,部位も異なることから(膝),傷害慰謝料については赤本別表Ⅰの基準に従い,逸失利益については喪失期間を5年ではなくより長い期間喪失する旨主張しました。

結果,傷害慰謝料については別表Ⅰ,逸失利益については7年間の喪失期間を認めていただき約2倍の賠償額を獲得しました。

交通事故のご相談は何度ご来所いただいても無料です。

また,出張相談も物損のみの場合を除き,

相談費用,交通費及び日当とも基本無料とさせていただいております。

ご自身やご家族の自動車保険に弁護士費用特約がつけられている場合,着手金や報酬等をご自身の保険会社に支払ってもらうことができます(一人当たり300万円まで。また,弁護士費用特約を使用しても等級は下がりません。)

まずはお気軽に電話又はメールにてご連絡ください。

 

電話番号(柳井事務所)       : 0820-25-3355

電話番号(岩国市役所前事務所) : 0827-22-7777

広島銀山町事務所は平成26年1月20日(月)開所予定です。

【受付時間】 平日・土日祝とも 9:00~21:00

醜状障害面接@損害保険料率算出機構

2013.12.16 |

吉岡です。こんにちは。

 

今朝は山口市にある損害保険料率算出機構山口自賠責損害調査事務所へ。醜状障害の面接立会です。

(算出機構だけ太字。ぶちえらいんよ。)

 

醜状障害は後遺障害診断書に醜状痕の状況を書いてもらうだけではなく,実際に算出機構へ赴いて醜状痕の長さや大きさなどを実際に計測してもらわなければなりません。

その際,後遺障害診断書に記載された内容と齟齬がないか再度計測をされるのですが,測定の仕方によっては被害者に不利な内容になりかねません。そこで,適正に計測がなされているか確認するために立ち会わせていただいています。

実際の計測には何度も立ち会わさせていただいておりますが,毎度的確に計測していただいており,適切な後遺障害等級が認定されています。

 

醜状障害の場合,どのタイミングで症状固定をしてどのように後遺障害診断書に記載してもらうかがとても重要になります。

また,後遺障害等級認定後も,醜状障害で労働能力が喪失されるかなど固有の争点もあり,なかなか難しい障害でもありますので,ご相談から解決までの流れについて後日実例でご紹介させていただければと思います。

H25年度高次脳機能障害研修会@広島市

2013.11.24 |

吉岡です。こんにちは。

 

土曜日は,広島市にて広島県リハビリテーション講習会実行委員会さま主催,NPO法人高次脳機能障害サポートネットひろしまさま協力の高次脳機能障害研修会へ。

日頃からお世話になっている行政書士の桑原陽子先生のご紹介でこの研修会の存在を知り,現在係属中の高次脳機能障害の案件への理解を深めようと思い参加させていただきました。講演や対談はもちろんのこと,広島でご活躍の行政書士の先生や社会保険労務士の先生ともお話させていただくことができ,大変貴重な機会でした。

 

講演は,イラストレーター柴本礼先生による「高次脳機能障害の夫とともに」~本を出して見えてきたこと~

ご主人がくも膜下出血から高次脳機能障害になられ,ご本人の様子やご家族のサポート,辛かったことや喜びを感じられたこと,行政などへの要望などをご自身の体験からお話しいただきました。これまで約9年間,大変なご経験をされながらご主人をサポートされ続けてこられたのは家族愛や助け合いの精神,そしてそれらを裏付けとしたユーモアの心が大切であることがひしひしと伝わってきました。それだけに,サポートするご家族が亡くなった後のご本人のサポートは社会一般の高次脳機能障害への理解の浸透(症状への理解と助け合いのこころ)無くしては難しい問題です。

副題にもなっていますが,柴本先生はご主人が高次脳機能障害になられてからの日々の出来事を分かりやすいコミックにされ,「日々コウジ中」と「続・日々コウジ中」の2冊を出版されています(柴本礼先生のブログはこちら)。高次脳機能障害のイメージは一般的には分かりづらいと思いますが,この2冊には日々のご本人の様子や官公庁,保険会社とのやり取り,家族会や医療関係者との触れ合いなど一つ一つイラスト入りで書かれており,一般の方も確実に理解が深まります。

(サインをいただきました。「つながろう!」「ユーモアを大切に!」感じ入るお言葉です。)

 

講演の後は,広島県健康福祉局の方による広島県における高次脳機能障害対策の現状報告を経て,交通事故によりご主人が高次脳機能障害になられたサポートネットひろしまスタッフの方と柴本先生との対談でした。高次脳機能障害となった原因に違いはあれ,やはりお二人とも最愛のご主人が高次脳機能障害になられても家族の仲の良さで支えあっておられることがつたわりました。また,働き世代の高次脳機能障害の方の就労の大切さや,就業の際のトレーニング方法として試行錯誤(トライアンドエラー)ではなく,エラーレストレーニングによることなど障害の内容に応じた就業サポートがなされていることなども紹介されました。

 

柴本礼先生のお話によると,日本には約50万人の高次脳機能障害の方がおられ,そのうち約20万人は自身が高次脳機能障害であることを分かっており,残りの30万人は自身が高次脳機能障害であることを分かっておられないとのことです。これまでは,弁護士として交通事故に基づく損害賠償というごく限られた関与でしかありませんでしたが,この講演を機会により広い視点で高次脳機能障害案件へ関与できるようになれればと思います。

医師面談@岡山大学病院

2013.11.23 |

吉岡です。こんにちは。

 

答えを探しに東へ西へ

金曜日は岡山大学病院のペインクリニックの権威の下へ面談に行ってきました。

神経ブロック注射などの効果が高いことで有名で各地から受診に来られています。

患者さまの痛みそれ自体はカタチにはできませんが,主治医の先生には大変丁寧にご対応いただいたほか,通常のブロック注射よりも効果が長持ちする高周波熱凝固法についてもご説明くださり,痛みの治療について勉強させていただきました。ご依頼者は大変つらい思いをされておられ,なんとか適切な等級を獲得したいです。

 

面談終了後は鉄っちゃんアイテム(駅名ミント)ゲットして明日の高次脳機能障害講演会にそなえ,広島へ。

(吉岡海底駅Ver.無いかな)

 

Dr.面談@岩国医師会病院

2013.11.11 |

吉岡です。こんにちは。

 

今日は柳井(刑事)→和木(刑事)→周南(刑事)→岩国(ようやく事故)と一日外回り。刑事無双。

和木と周南が入れ替わるだけで1時間半は時短可能なんですけどね。が,サービス業ですからそうもいっておられません。

被疑者国選で複数の被害者のもとへお詫びに行き示談書をかわして無事起訴猶予をもらうことができ,一安心。

なんだかんだで起訴猶予のときの頑張った感は冥利に尽きるものです。

 

さて,ひととおり片づけた後はお二人の被害者の方,頸椎捻挫の症状固定と大腿骨骨折について症状固定前のDr.の所見をいただきに岩国医師会病院へ。大腿骨骨折の案件は予後の予測について,こちらが想定していない可能性をお話しいただき大きな収穫。症状固定の戦略などもう一度方針を検討しなおすことにしました。

(気付けば夕方。40過ぎると一日矢の如く。)

 

夕ご飯食べてもう一仕事頑張ります。

交通事故出張相談へ

2013.11.04 |

吉岡です。こんにちは。

 

交通事故の被害者の方からお話をいただき出張相談に伺いました。

といっても遠方ではなく岩国市内ですが,事故により歩行に困難をきたされており,女性事務局員とご自宅へお邪魔させていただきました。

裁判基準での賠償金請求や後遺障害等級などについてご説明差し上げ,今後の打ち合わせについてもご自宅で行うことにさせていただき,失礼させていただきました。

 

交通事故出張相談は,ご自宅の他,法律相談に相応しい場所であればどこにでもお伺いしております。女性事務局員も同行いたしますので,女性の方もご安心ください。出張相談料は山口県や近隣の都市では無料です(遠方の方はお問い合わせください。弁護士費用特約が付保されていれば,特約を使用でき出張相談費用がまかなえる場合があります。)。当事務所では出張相談をお気軽にご利用いただいておりますので,ぜひお問い合わせください。

(岩国市役所前事務所からの眺望)

 

デグロービング損傷,膝関節可動域制限Dr.面談@岩国医療センター

2013.11.01 |

吉岡です。こんにちは。

 

昨日は,一昨日の広島西医療センターに引き続き岩国医療センターでの医師面談でした。

(岩国市街地から夜見上げると山上の要塞のように見えます)

 

大変なお怪我のわりに後遺障害等級評価が難しそうなデグロービング損傷の案件と両膝関節を事故により損傷したが変形性の膝関節症もあり,可動域制限の評価方法が争点となりそうな案件,どちらも同じ主治医の先生で,こちらの要領を得ない質問にも快く応じていただき面談の獲得目標は達成できました。

 

それにしても,朝9時半に病院入りして,終わったのが夕方4時。面談時間都合約15分を除き,残りの6時間強はすべて待ち時間。最長記録を大幅に更新してしまいました。

待ち時間はご依頼者といろんな話をしたり,医学書を読んだり,事務所全体の進捗管理をスマホでしたりととそれなりに貴重な時間なのですが,あの時間机にいれば離婚調停の書面作りもできたわけで。

病院用PHSなどを購入して依頼者の方に持っていただき診察に呼ばれたら呼んでもらうなど待ち時間のうまい使い方を考えなくてはいけませんね。

医師面談@広島西医療センター(大竹市)

2013.10.30 |

吉岡です。こんにちは。

 

大竹市の広島西医療センターへ医師面談へ行ってきました。

(岩国の国病とおなじくきれいになりました。)

交通事故により下腿内側を轢過されてしまった方ですが,加害者保険会社による事前認定では非該当の結果が出てしまい,当事務所にご相談に来られました。下腿部に痛みが常にあり,歩くことにも難儀をされておられるにもかかわらず,非該当の結果が出てしまっており,何とか適切な後遺障害等級獲得をと思っております。

 

一度別件でお話しさせていただいたことのある神経内科の先生ですが,今回も大変親身になってご対応いただき,お話の中で,想定していた内容とは別個に考えなくてはならない問題にも気づかせてもらうことができました。異議申立において添付する医証づくりに大きく前進です。

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